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Officeのストアアプリ版とデスクトップアプリ版


Windows10にバンドルされている「Office2016Office2019には従来のデスクトップアプリ版の他にストアアプリ版があります。

特に、2017年10月のWindows 10 Fall Creators Update 以降のPCにはストアアプリ版がインストールされていることが多いようです。

見た目はほとんど同じなのですが、実は機能的に違いがあります。

例えばストアアプリ版で戸惑う内容としまして、

・はがき印刷の機能が利用できない。

OutlookPDFファイルを開く既定のアプリとしてAcrobatReaderDCを設定していても、アプリの選択画面が表示されてします。

Office製品の文字入力エリアでMS-IMEの予測候補文字機能をOFFにしても必ず表示されてしまう。

Outlookのメールアカウントの設定画面から詳細設定ボタンがなくなったり簡略化されたため、メールサーバー名やポート番号などが変更しづらくなった。

・ベンダーアプリからエクセルなどの機能を直接呼び出す機能が使えない。

などがあります。

一方メリットとしては、Microsoft Store で提供しているアドインのみが動作対象となるため、セキュリティー面では高くなります。

しかし、従来よりマイクロソフトOffice製品を使用してきているユーザーとしては、その戸惑いとなるところが多く、やむなくOfficeを再インストールしなければならないケースがとても多く見受けられます。

プリインストールされている「Office」がデスクトップ版か、ストアアプリ版かを見分ける方法は?
 
Windows 10 の歯車マークの”設定”を開き、「アプリ」を選択します。 [アプリと機能] の一覧に表示されているOfficeの表示が
 
・Microsoft Office XXXXXXXXXX 2016 ‐ ja-jp が表示されている場合、デスクトップアプリ版
・Microsoft Office Desktop Apps が表示されている場合、ストアアプリ版
 
です。
ストアアプリ版としてプレインストールされた「Office」を「デスクトップ版」に再インストールするには?
 
まず、ストアアプリ版の「Office」をアンインストールします。念のため、メールデータ等のバックアップは取っておいたほうが良さそうです。
アカウント情報も控えをとっておいてください。
上記”Microsoft Office Desktop Apps”を選択して「アンインストール」を実行します。
事前に、バンドル版のプロダクトキーを用意しておきます。
次に、再インストール ページへアクセスして、officeをダウンロードします。
参考URL
https://setup.office.com/downloadoffice/
そのためには、Microsoftアカウントが必要となります。未取得の場合は容易に新規取得できます。
ダウンロードの次にインストールを開始します。はじめに、用意しておいた「プロダクトキー」を入力し、office2016のデスクトップ版を取得したら再インストール開始です。インストールが完了したら正しく「デスクトップ版」がインストールされたかどうか「アプリと機能」の一覧から確認します。
参考URL:再インストール
https://www.microsoft.com/ja-jp/office/2016/pipcsetup/pipc_re_setup.aspx
 
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